クリスマスに見る赤い葉や赤い実の植物の名前は何?意味はある?
2017/12/05
12月と言えば何を思い出しますか?個人的にはやっぱりクリスマスを一番に思い出してしまいます。
街も店も近所の家々も世間の話題までもがクリスマスで一色になりますから仕方ありません!
クリスマスにはツリーを飾ったり、サンタクロースのモニュメントを見かけたり、扉の前にリーフが飾られていたりと・・・「ザ・クリスマス」みたいな風景を様々なところで見かけますよね。
よく考えてみるとクリスマスの風物詩ってどれも「赤」や「緑」のイメージありませんか?
今回は、そんなクリスマスカラーのひとつでクリスマスの時期になったらよく目にするようになる赤い葉の植物や赤い実の植物の名前や意味を紹介していきますね!
クリスマスに見る赤い葉の植物の名前は何?意味も気になる!
クリスマスによく見かける赤い葉の植物の名前はポインセチアです。
中国の想像上の生き物猩猩(ショウジョウ)に例えたもので、和名でショウジョウボクと呼ばれています。別名ではクリスマス・フラワーとも言われているんですよ!
ポインセチアの赤く色づいた部分は花のように見えますが実は花ではなく、苞葉(ホウヨウ)といってやがて花になる芽を包む葉になります。一見すると花びらが赤いのかと思ってしまうくらいじゃないですか?
我が家の子供もポインセチアを始めてみた時、「きれいな花!」って言ってましたが、あれが花なのか葉っぱなのか実はこれまで私もよく分かってませんでした(汗)
最近ではポインセチアってネットで簡単に手に入れることが出来るんですよね。お花屋さんが近くにない我が家では大活躍です。
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でもなぜポインセチアがクリスマス・フラワーとまで呼ばれるほどクリスマスの“花”とされるのでしょう?
それはこの花の持つ特徴やカラーがキリスト教の聖なるものと関連していたからです。
クリスマスによく見るカラーって実は意味があります。
赤→「キリストの血」
緑→「永遠の命」
白→「純潔」
これ、ポインセチアの色に似てますよね。
しかもカラーだけにとどまらず、イエスが生まれた場所(聖地ベツレヘム)を示す銀の星が教会の地下洞窟に存在するそうですが、この星ベツレヘム・スターにポインセチアの花や苞の形が似ているんです。
シンボルマークとシンボルカラーが見事にこの花の持ち合わせる特徴と一致したわけです。
ポインセチア自体に何か意味があるというわけではありませんが、色と形が似ていることでクリスマスに適した花と言われているんです。
しかもポインセチアって真冬に咲くんですよね。まさしくクリスマスにもってこいの花です!
赤い実で緑の葉の植物の名前は?意味も紹介!
ポインセチアと同じくクリスマスに見かける赤い実をつけた緑の葉っぱの植物はクリスマス・ホーリーまたはイングリッシュ・ホーリー(西洋ヒイラギ)と呼ばれる植物です。
のこぎりの歯のようにギザギザした葉がヒイラギに似ているため和名では西洋ヒイラギと呼ばれています。
リースの装飾用としても利用されるこの西洋ヒイラギもまたポインセチア同様シンボルカラーを色濃くもった植物ですね。真っ赤な丸い実に緑色の硬いトゲトゲの葉、また一年を通して常に緑の葉っぱを見ることが出来る常緑植物であります。
楽天市場でも販売されていますが、こんなものですよ。
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個人的にはなぜだか西洋ヒイラギの方がクリスマスの雰囲気を感じてしまいます。なぜだろな~と思って考えていたのですが、そういえば昔実家にあった安物のクリスマスツリーに西洋ヒイラギっぽいものが飾ってありました!
たぶん今でもクリスマスと言えば小さい頃の実家の印象が私の中では残っているのでしょうね。
ちょっと話がそれてしまいましたが、先ほども書いた通りクリスマスカラーには意味があります。
赤→「キリストの血」
緑→「永遠の命」
緑は植物なら当たり前ですが、赤というのが珍しい。西洋ヒイラギも赤い実をつけるがゆえにクリスマスによく使われるんですよね。
しかも西洋ヒイラギのギザギザの葉っぱ。これも実は意味があります。
というのも緑のギザギザした葉がイエス・キリストがかぶったいばらの冠と連想されたのです。さらにこの植物の常緑性もまた「永遠の命や愛」と関連しますね。
ちなみに西洋ヒイラギは春先に花が咲くのですが、色は「白」。決してクリスマスの時期に咲くわけではないのですが、「純潔」の色を表す聖なるものと一致します。
まとめ
赤い葉のポインセチアも赤い実の西洋ヒイラギも決してキリスト教が作り出したものではありません。
ポインセチアも西洋ヒイラギも偶然にしてクリスマスやキリスト教との共通点を持ち合わせてたのでしょうか?実際のところは分かりませんが、もしかするとあとから共通点を見出したのかも知れません。でも、私にはどこか神秘的なものを感じてしまうんですよね。
長い歴史と宗教が関連しているからそう思うのかもしれませんが、きっとそこには科学では解明しきれない神秘の秘密があると思っています。
サンタクロースもそうですが、ちょっと謎なところがあった方がクリスマスも楽しめますよね!
今日もありがとうございました。
ちなみにサンタクロースの正式名称などはこちらで紹介しているので参考にしてくださいね。
⇒サンタクロースの正式名称の名前って?誕生日や年齢も気になる!
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