赤ちゃんのRSウイルス完治までの入院期間!看病や隔離についても!
2017/10/24
ようやく暑い夏が終わって、少しづつ肌寒く感じる季節になってきました。
スポーツの秋や食欲の秋などとイベントがたくさん開催される楽しい季節ですが・・・しかし一方で体調の不良を感じたり、咳や鼻水などの風邪が流行りだす頃でもありますね。
そこで今回は最近よく耳にする“RSウイルス”についてお話していきたいと思います。
みなさんはご存知ですか?
インフルエンザの認知度は非常に高いと思いますが・・・私自身、我が家の子供がこのRSウイルスにかかるまで知りませんでした。
今回は赤ちゃんのRSウイルス完治までの入院期間って?看病や隔離について体験談を交えてお話ししていきたいと思いますね。
最近気になるRSウイルスって?
ノロウイルス・EBウイルス・アデノウイルスなど感染症の原因となるウイルスは実に数百種にも及ぶと言われ、RSウイルスもそのうちのひとつです。
このRSウイルスは大人も感染しますが特に乳幼児の感染に大変注意が必要で、ノドや気管支などの呼吸器に感染し風邪のような症状を引き起こします。
生後六ヶ月未満の赤ちゃんや早産児・呼吸に病気を持っている赤ちゃんなどは、細気管支炎や肺炎・呼吸困難など重症化しやい為入院を余儀なくされます。
我が家の次男も生後二ヶ月にRSウイルスに感染し即刻入院しました。
感染力が非常に強くほとんどの子供が2歳までに感染すると言われ、一度感染しても何度も再感染を繰り返すやっかいなウイルスです。
ちなみ2歳を過ぎて感染した場合は風邪のような症状でとどまることが多いようですよ。
早期発見と完治までの入院期間
我が家の次男の場合は1週間母子ともの入院となりました。(授乳と24時間看病の為)
入院中は全身に心拍や呼吸を24時間管理出来る装置と点滴をつけ、小さなスポイトのようなもので薬を飲ましていました。退院後も2度ほど病院に足を運び受診するよう言われましたので、おそらく完治するまでに3週間は要したと記憶しています。
感染ルートは長男からでした。
長男がRSと診断され、実にその六日後に次男からも小さな咳が何度か出るように感じました。
“感じました”と書きましたが、激しく咳が出るという事は決してなく授乳後に少し小さな咳を一回〜二回する程度で、喉につっかえただけかな?ともとれそうでした。
おそらく長男がRSに感染していなければ次男がRSに感染していたとは気づくことはなかったでしょう。
しかし、病院から長男が感染した時点で2人を“隔離”するよう言われていたので、「もしかしたら伝染るかもしれない・・・」との危機感があったため早期発見出来たのだと思います。
その小さな咳を一日のうちに何度か見かけた為、可能性があるかも・・・と感じまずは長男が受診した近くのいつもの小児科にすぐ連れて行ったのです。結果はやはり“陽性”ですぐに国立の総合病院へと手続きして頂けました。
またもう1つ早期発見につながった点は、長男が受診した小児科は普段からよくお世話になっており、次男が最近産まれたことをよくご存知でした。
最初は「風邪でしょう」という事で終わっていたのですが、ふと我が家に小さな乳幼児がいる事に気づいて頂き、念の為と長男の鼻の粘膜を採取することになったのです。
もし我が家の事情をご存じない医療機関であればただの風邪として自宅に帰り、次男の症状も発見出来なかった可能性も十分にあり得たと思います。
我が家の赤ちゃんの看病や隔離について
もしお近くに祖父母や頼れる親族などがおられる環境であれば、完全に感染者と家自体わかれて“隔離”することをおすすめします。
我が家は感染者(長男)と次男2人を連れて祖父母の助けを頼りに実家へと駆け込みました。長男と次男はドアのついた別々の部屋に、病院の指示どおり“隔離”しました。
しかし、私自身はというと・・・体調の悪い長男が泣けば長男の元にいき看病し、次男が泣けば次男の元にいき授乳したり寝かしつけに向かうという往復状態。部屋はもちろん隔離されていましたが、後から考えてみれば私自身がウイルスを運んでいたのだと思います。
振り返って考えてみれば、次男だけを実家にあずけ一時的に粉ミルクにして祖父母にみてもらい、長男の看病を自宅で行っていれば感染は防げていたかもしれませんね。
でもこれって後からそう思っただけで、当時はRSの怖さをそこまで認識していませんでした。まさか自分のRSがうつるとも思っていませんでした。
まとめ
どんなに万全な予防対策をとっていても感染してしまうことは仕方ありません。
お母さんが管理を怠っていたなんて事は決してありません。入院中の我が子の姿を見て自身を責めてしまうのは親なので当たり前です。
私自身「あの時こうしていれば・・・」と後悔することもあります。
でも完全無菌の状態で子供を守ることは不可能ですし、ウイルスを恐れて外出しないなんて事も不可能です。
それよりも
「どんな病気が今流行している?」
「周辺の同世代の子供たちはどんな病気にかかったことがある?」
「どの医療機関に行けば安心?」
など小さなことかもしれませんが自分なりに情報を収集することで感染した際に慌てず早期対応出来ることを心がけたいですね。
今日もありがとうございました。
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