レディーファーストの意味って?起源や由来も調べた!
世の女性の皆さん、こんな経験ありませんか?エレベーターを待っている時。
エレベーターが着き男性がどうぞ、と自分より先に乗るのを譲ってくれたこと。レジに並ぼうとした時、前に行くように譲ってくれたこと。
「あの人、レディーファーストで素敵だわ~紳士的よね~」なんて思いませんか?
海外では当たり前ですが、日本人の性質上、なんだか気恥ずかしい行為なので世の男性諸君はしづらいのではないでしょうか。確かに、我先にとならず女性になんでも先に譲ってくれると嬉しいですし、男性の気遣いに感動しますよね。
ですが、『レディーファースト』の本当の意味って本当は違うんです!脅すようですが…ちょっと女性としては喜べない内容ですので、覚悟をしてくださいね。
レディーファーストの意味って何なの?
まずは、『レディーファースト』の意味をご説明しましょう。
一般的には「女性を優先する」「女性を誘導する優しい紳士の振る舞い」と、思っている人がたくさんだと思います。
ですが、本当の意味は「女性を盾にする」なんですよ!
え!?嘘!?って思いませんか?ショッキングですよね…。
レディーファーストの起源や由来も調べた!
「女性を盾にする」の真実について、お話しましょう。
ショックを受けてしまった女性陣は、もう少し読み進めていくことをオススメします。最後まで読むと、きっと納得すると思いますよ!
諸説ある中でふたつご紹介します。
1. 自分の立場を有利にしたい!
中世ヨーロッパの『騎士道』という、考えの元であると言われています。
騎士の階級において、家の跡取りである長男は大切にされますが、次男・三男以降は家を継ぐ可能性がありませんでした。
そこで、長男以外の男性達は戦争で功績を挙げようと頑張ったりしました。それだけでなく、裕福な未亡人に近付いたり、仕えている主君の奥さんに気に入られようとも頑張りました。
要するに、媚びを売って自分の地位をいいものにしようとしたんですね。
そして、『貴婦人に対して奉仕する』という考えが生まれてきました。
2. 自分がやられないために!
「女性を盾にする」の意味の元になった諸説です。こちらも中世ヨーロッパ。
当時は突然事件に巻き込まれるなんて言う事が多発していました。
女性に食事の毒見させるために先に食べさせたり、歩いている時に女性を先に歩かせていざという時は盾に使っていた…。
という説もあります。あくまでも説にしか過ぎませんが、当時の男性が絶対的な存在であるという背景からすると、あながちなかったことではないかもしれません。女性は軽く見られる…。悲しいかな、現実にはそうらしいです。2つとも、生々しいですね。
男はどうしたらいい?
中世ヨーロッパ説を見ていくと、恐ろしいな…と正直思ってしまいました。
それに比べて日本って、女性は「男性の3歩後ろを下がって歩く」って昔の風習があるじゃないですか。それって、実はすごく女性想いなのではないかな?と思います。
女性を守るため、ではないかな。
騎士道ならぬ、素晴らしい武士道が日本の男性達は根付いてる証拠ですよね!なので、気にせずに自分の想う『レディーファースト』を貫いていけばいいと思います。
優しくエスコートしてくれたりすることを嫌に思う女性っていないと思います。私も優先してくれると「ありがとうございまーす!」と、はにかんでしまいますしね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は改めてレディーファーストの意味を調べてみました。
普段何気なく使ったり、聞いたりしているレディーファーストという言葉ですが、意外と歴史が深くて納得させられる部分もありました。
今回は女性目線で書いていきましたが、起源や諸説はいろいろとありますし、あまり気にしなくてもいいのではないかな~と思います。
「女性優先」という素敵な意味合いになった現代。女性に優しくしようと思う、その優しい心を男性達は持っていいのですよ。
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