芳しい香りの読み方や意味を紹介?使い方の例も気になる!
国語の時間、習った記憶のある『芳しい』という漢字。いかにもお花に使いそうな漢字じゃないですか?
見るだけで、いい香りが漂ってきそうです。
でも…あれ?なんて読むんだっけ?読み方を忘れちゃたなぁ…って思いませんでした?
国語の授業みたいになりますが、今回は芳しい香りの読み方や意味、そして使い方をご紹介していきますね!
レッツスタディ~
芳しい香りの読み方を紹介!
「芳しい」は「かぐわしい」と読みます。なので「かぐわしいかおり」ですね。
「かんばしい」「こうばしい」と読むことも出来るんですよ。私は「かぐわしい」で覚えていましたが、皆さんはどうでしょう?
一般的には「かんばしい」「こうばしい」の方が広く知れ渡っているようです。
実は「かぐわしい」が転じて、「かんばしい」という読み方になりました。やっぱり香りに関係する漢字のようですね。
芳しい香りの意味が気になる!
じゃあ、芳しい香りとはどんな意味なのでしょうか?
よいにおいがする。香りがよい。
心が引かれる。好ましい。すばらしい。
引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/39410/meaning/m0u/
という意味があります。
「芳しい」だと、お花などの香りのことだけでなく、人物を褒める場合にも用いられるんですよね!
一度は言われてみたい言葉です!素敵な誉め言葉でもあるんですよね~。この先の人生で私は「芳しい」なんて言われることがあるのでしょうか?というか、こんな言葉の似あう人生を歩んでいきたいと改めて思っているところです!
使い方の例も紹介!
いろいろなものの名前に『芳』が使われていたりしますよね。
さきほども書きましたが漢字の意味は、よい香りだけではありません。
よい評判・相手に敬意を表す語としても使われます。「芳名」「芳意」「芳礼」などなど…。
「芳しい」の他にも、読み方も意味も同じ漢字があります。「香しい」「馨しい」です。
どの漢字にも『香りが高い』という意味がありますが若干、使う時にはニュアンスが違ったりします。
では、どうやって日常生活の中で使えばいいのでしょう?
例文を挙げてみますね。
・「家の近くの通りは、春になると梅の芳しい香りがする。」
・「このお茶は、芳しいジャスミンの香りがして癒される。」
言葉にするだけで、上品で気品溢れる内容になりますね。芳しいという言葉が似合う人間になりたいと言いましたが、こういう言葉を発する方が大事なのかもしれませんね。
それが徐々に自分の身体に身についてくるのかも…。
番外編:同じ漢字を用いているけど全く意味が違う!?
「芳しくない(かんばしくない)」という言葉、聞いたことがありませんか?
否定の意味で使うのですが、「芳しくない」からには…いい香りではない、という意味合いなのでしょうか?いえ、違います。
この「芳しくない」は、簡単に言うと「調子がよくない」など、間接的にあまり状態がよろしくないことを指し、どちらかというとマイナスイメージな感じ。
病気や怪我の場合にも用いて、治る見込みがあまりない様子を表現する場合に使います。
例えば「〇〇さんの容態があまり芳しくない」と、いった風に。
あと、テストなどの勉強のことを表すこともあります。
「2学期の成績が芳しくない」と、いう感じです。
なるべくなら使いたくない・使われたくない言葉でもあります。遠回しに言われる方がショックを受けることもありますからね…。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は芳しい香りの読み方や意味を紹介していきました!
春になるといろんな花が咲き「芳しい香り」という言葉も耳にする機会も多いです。ただ漢字を調べてみると、改めて日本語の奥深いことに気づかされました。
同じ感じなのに違う意味だったり、同じ読み方なのに漢字の種類が多くあったりと…。
その一つが今回紹介をしてきた「芳しい」だったのかも知れませんね!
ただ私の「芳しい香り」の印象はポジティブなイメージしかありません!ぜひとも「芳しい」に合うような人生を送っていきたいと今回は思わされてしまいました!
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