冬の乾燥はいつまで続く?なぜ空気や肌が乾燥してしまうの?
化粧品メーカーの美肌県ランキングによると
島根県が5年連続でグランプリ。
そして2017年は広島県。
いずれも山陰といわれる地域です。
この地域特に日本海側は日照時間が少なく紫外線量が少ないこと、
湿度が高いことにより肌環境が良い地域だそうです。
お肌の3悪(紫外線・乾燥・酸化)
の影響をうけにくいという点が美肌を叶えています。
今回はそんなお肌には大敵な
冬の乾燥がいつまで続くのか?
そして空気や肌が乾燥してしまうのは
なぜなのかに迫ってみますね!
冬はなぜ空気や肌が乾燥してしまうの?
ではなぜ、冬は空気や肌が乾燥してしまうのでしょうか?
空気の乾燥は秋から冬にかけてシベリア気団という
冷たく乾燥した空気のかたまりの影響を
日本がうけることでおこります。
更に、寒さを凌ぐ為の暖房器具も
空気中の水分を奪う為より乾燥した環境を作ってしまいます。
肌に関しては、その空気の影響をうけ
乾燥して喉が渇くのと同じように肌にある水分が蒸発する、
寒くなることで皮脂分泌や血行が低下し更に乾燥します。
寒いので熱いお湯での入浴・洗顔なども
肌に必要なうるおいを奪う原因になります。
冬の乾燥はいつまで続く?
ではこの乾燥状態はいつまで続くのか?
というと冬の乾燥は
シベリア気団の影響をうける3月くらいまでですが
実は冬が終わっても
春の移動性の揚子江気団というものが
影響し暖かくなっても空気の乾燥が続きます。
まだまだ寒さもあるので
暖房の影響も春でも引き続きありますし、
さらに3月から5月にかけて急激に紫外線も強いです。
春一番といわれる春の強風の影響で
肌はお魚の干物状態のカラカラした乾燥状態になりやすいのです。
乾燥に負けない肌対策を紹介!
では乾燥対策はどうしたらよいのでしょうか?
空気の乾燥対策としてはやはり加湿器ははずせません。
空気中の水分が失われることで乾燥しますので、
加湿器を使うことで湿度をコントロールすることができます。
理想の湿度は60%くらいといわれています。
そして昔からの方法のストーブにやかんはまさしく加湿器の働きです。
自宅であれば浴槽にお湯をはって扉を開けっ放しにしておく、
タオルをぬらしハンガーなどにかけておくなども加湿できますが、
タオルはすぐ乾いてしまうししっかり加湿までは残念ながら難しいです。
お肌の方は、まずお湯の温度を見直すこと。
乾燥するとついつい保湿ケアばかりに目がいってしまいますが、
実は熱いお湯が肌に必要な皮脂を奪う原因になります。
洗顔などはぬるま湯(35、36度)くらいのお湯でおこなうこと。
洗顔後はすぐにスキンケアをすることが大事です。
お風呂のお湯はぬるま湯とおいうわけにはいきませんが、
なるべく熱すぎる温度は避けたほうが良いでしょう。
スキンケアに関しては保湿をしっかりおこなうこと。
化粧水だけでは不十分です。
お湯を鍋で沸かすとき蓋がないと蒸発してしまいますが、
お肌も同じで化粧水の水分は
与えやすいが逃げやすい(蒸発)しやすいので
必ず蓋となるものが必要です。
本来であれば
肌の天然のクリームといわれる皮脂膜というものが
その役目を担っていますが、
前出でもお伝えしたように
冬は皮脂分泌がわるくなるため皮脂膜が形成されにくくなります。
ですから補い保護するために
乳液や保湿クリームも併用しましょう。
ただ、肌に汚れがあるとうるおいの浸透を妨げてしまうので、
メークや皮脂汚れ、古い角質(垢)やほこり
などの汚れを落とすスキンケアも忘れずにおこないましょう。
更に紫外線の影響をうけないように冬でも紫外線対策はおこないましょう。
肌の乾燥対策は、
スキンケアなどの外からのケアも大事ですが
身体の内側のケアもおこなうことも大切です。
こまめな水分補給はもっとも大事です。
この水分補給は風邪やウイルスの侵入を防ぐ予防にもなります。
20分に1回くらいのペースで水分摂取するとよいようです。
栄養素としては動物性タンパク質を積極的にとりましょう。
たんぱく質は肌のうるおいを維持する上で、身体をつくる上で、
体温をあげる上でも重要です。
肉類、卵、チーズなど積極的に摂取されるのがオススメです。
確かにビタミンという面では野菜も大事ですが、
野菜中心の生活をしている方ほど乾燥肌の方は多いようです。
それと不規則な生活にならないようにご注意を。
肌のゴールデンタイムは22時~2時までと言われます。
その時間には体、肌を休めてあげることでも乾燥対策になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は冬の乾燥がいつまで続くのか?
そして空気や肌がなぜ乾燥してしまうのかについて紹介していきました。
冬に空気や肌が乾燥してしまうのは仕方のないことです。
いかに私たちが対策を取れるかにかかっていますね!
ぜひとも乾燥してしまう肌対策に
今回の記事参考にしてくださいね!
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