ふぐの美味しい旬の時期はいつ?季節はいつまで?美味しい県も紹介!
2017/11/06
冬は忘年会や新年会など人の集まる機会が多く、幹事になるとお店選びなどに頭を悩ませる方も多いかと思います。
普段から利用しているお店にすることもあればせっかくだからちょっと奮発してということもありますよね。そのちょっと奮発しての冬の代表といったらカニやふぐではないでしょうか?
中でも昔は高級魚すぎて手が届かなかったふぐですが、今はリーズナブルに食べることのできるお店が増えてきて忘年会や新年会の場所に選ぶ方も多いのではないでしょうか?
確かにこの冬の時期に食べる機会に恵まれるふぐですが、養殖や流通の発達により年間通して食べることができますが、やはり旬の時に天然のふぐを食べたいものです。
そこで本来のふぐの美味しい旬の時期はいつなのか?季節はいつまでなのか?気になりましたので調べてみました。
ふぐの美味しい旬の時期はいつ?
天然ふぐは毒をもっている魚で年によって獲れる季節によって海域によって毒の強さが違うようですが、夏は毒性が強くなるため調理を避ける傾向があります。
そのことから旬の時期は「秋は彼岸から春の彼岸まで」といわれていて、中でも最もおいしいのが11月下旬~2月下旬までだそうです。私も年末に食べるふぐが大好物!唯一の親孝行がこの時期のふぐを食べさせてあげることです!
ちなみに養殖ふぐは毒をもった稚魚を無毒化するエサで無毒なふぐになるそうで一年通して旬ということになります。
ふぐの季節はいつまでなの?
ふぐの季節は前出でも言いましたが春の彼岸までですが、春から初夏にかけて産卵をむかえるふぐを江戸時代では「夏ふく」といって夏野菜と共に汁にしてたべていたそうです。
地域によっては冬が旬だけではないようです。そのことから地域によって若干違いますがふぐ漁が解禁になる9月頃から初夏までがふぐの季節といえますが、ただ、やはり寒い時期の鍋物、産卵迎える時期の白子の美味しさ、熱燗に鰭を入れてのむ鰭酒が美味しい時期を考えると2月くらいまでは一番よい季節ではないでしょうか。
日本は四季があり昔から食材の旬を大事にしてきたのでやはり旬の時期に旬のものを食べることで幸せな気持ちになるのではないでしょうか。そしてふぐを安全に食べることができるのは和食文化の技術があったからだと思います。実際海外ではふぐは毒がある魚なので食べるのは考えられないそうです。
しかし日本人とふぐの関係は近年ではなく縄文時代には築かれていました。縄文遺跡では沢山のふぐの骨が見つかっています。その当時の方は毒にあたることはなかったのでしょうか?
ここは仮説段階らしいですが、縄文時代のふぐは無毒だったと唱える方もいますし、ある縄文遺跡ではふぐの骨を囲むように人骨が発見されたことから中毒で亡くなったのではという説もあります。
どちらなのかは今後わかってくることかとは思いますが、いえるのは私達日本人にふぐが美味しいと思う血が受け継がれていることです。
ふぐが美味しい地域を紹介!
その美味しいふぐを食べる為に最後にふぐの有名な地域をご紹介したいとおもいます。
まずはふぐと言ったらここが一番メジャーかと思います「下関」
下関はふぐの漁場というわけではなくふぐが集積される港があることと歴史背景が関係して下関ふぐが定着したようです。豊臣秀吉時代に食用禁止になったふぐを解禁のきっかけになる出来事がおきたのがこの下関だったそうです。
ちなみに下関ではふぐは不遇につながるといいふくは福につながるからということでふくと言うそうです(諸説あり)
そして次に有名なのは漁獲量が多い福岡、大分が有名です。
玄界灘でとれたふぐは「玄海とらふぐ」や「鐘崎天然とらふく」といわれ最高品質のため高級なふぐとして有名です。大分県でも天然のとらふぐは豊後のふぐと言われ美味しいといわれています。
やはりふぐは山口や九州が有名ですが、実は愛知の日間賀島、篠島はとらふぐがとれる魚場として有名だそうです。その他に若狭ふぐ、能登ふぐと色々産地はあるようです。できることなら食べ比べてみたいものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はふぐの美味しい旬の時期や季節などを紹介していきました。
私自身もふぐが世界で一番好き!と胸を張って言えるほどの好きです。なかなかのお値段はしますので手が出しにくいですが、ここぞという時はふぐに限ります!
ちなみにこちらのふぐは生きたままのふぐがそのまま捌かれています!安くて新鮮なふぐを探しているならこちらをチェックしてくださいね。
ざこばの朝市
地域によってふぐの美味しさも変わるみたいですが、中々食べ比べするのは難しいです。が、高級魚だったふぐも色々リーズナブルに食べられるお店が増えてきていますので今年の忘年会もふぐ料理食べたいですね!
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