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シンフォニーの意味や語源を紹介!音楽のハーモニーとの違いは何?

   

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年末の風物詩といえるものは数々ありますが音楽の世界でも風物詩といえるものがあります。

 

例えばクラシックバレエでは12月はクリスマスを題材にした「くるみ割り人形」が上演されクラシック音楽ではベートーベンの交響曲第9番「合唱」がいたるところで演奏されています。

この「第9番」は「だいく」と略され第四楽章の合唱部分はゲーテ作詞「歓喜の歌」というタイトルがあり皆様も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

オーケストラから音楽は始まり歌手のソリストたちが加わり最後は合唱が入り壮大なスケールの音楽を奏でます。

色々曲がある中でも日本にはかなり馴染み深い一曲ではないでしょうか。その壮大な曲はシンフォニーと呼ばれるのですが、このシンフォニーってどのような意味があるのでしょうか。

 

そして音楽用語にハーモニーというものもありますが、今回はシンフォニーとハーモニーの違いも紹介しているので最後まで楽しんで下さいね。

音楽で使うシンフォニーの意味は何?

シンフォニーってよく聞く言葉ではあるのですが、いまいち分からない…。

子供からシンフォニーって何?と聞かれても分かったような分からない様な答えをしてしまう私がいます…。

 

ただ、シンフォニーって音楽以外でもよく使われる言葉ですよね。

例えばクルーズ船の名前やイベントやショーなんかにも使われている印象です。この場合のシンフォニーというのは「調和」という意味から使われているんです。

 

では、音楽でのシンフォニーというとどんな意味かというと。簡単に言うと交響曲の事です。

18世紀ごろに作られた管弦楽の曲で第3楽章又は第4楽章まであり管弦楽の構成が大規模な音楽をシンフォニーといいます。

 

クラシック音楽ではこのように管弦楽の演奏形式により楽曲の分類がされています。

シンフォニー以外にも管弦楽曲、協奏曲、序曲、交響詩、組曲、バレエ組曲などなど様々な分類に分けることが出来るんですよね!

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シンフォニーの語源も調べた!

さてこのシンフォニーですが、そもそもどこから語源がきているのでしょうか。

この語源はギリシャ語の「完全なる調和」を意味し共にという意味の「シン」と響きという意味の「フォニー」をあわせたのが語源といわれています。

 

16世紀頃は「音楽」全般を意味する言葉でしたが18世紀になると管弦楽の器楽曲のことを意味し、18世紀末になると宮廷で演奏されていた音楽を市民に開放したことで大きな場所で演奏するようになりそのことでオーケストラの編成が大規模になっていきその楽曲をシンフォニーというように確立されていきました。

シンフォニーとハーモニーの違いも気になる!

完全なる調和という語源のシンフォニーですが同じ調和という意味でありやはりこちらも音楽でも使われている言葉にハーモニーというものがあります。

どちらも調和を表す言葉には違いないですが、音楽ではそれぞれ意味が違います。

 

前出でお伝えしたとおりシンフォニーは演奏形式の楽曲分類名で、ハーモニーはメロディ、リズムとあわせて音楽の3要素のひとつです。

ハーモニーの要素を説明すると非常に難しくなりますが、ここでは省略し簡単に解説すると二つ以上の音を同時に響きここちよく聴こえることをいいます。

 

「素晴らしいハーモニー」や「美しいハーモニー」のように使われます。

ということでハーモニーは音響効果を表す言葉なのでシンフォニーとは異なる言葉になります。

 

全く話は変わりますが、私の中ではハーモニーと言えば井上陽水さんと玉置浩二さんの「夏の終わりのハーモニー」です。

この曲を聞けばハーモニーってどんなものなのか分かって頂けるような気がします。
井上陽水・安全地帯LIVE at 神宮  楽天

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はシンフォニーの意味や語源、そしてハーモニーとの違いを紹介していきました。

 

師走の忙しい時期ですが、シンフォニーの代表曲的存在の「第九」を聴きにコンサートホールへ足を運んでみるのもおすすめです!

オーケストラ・ソリスト・合唱が奏でる美しいハーモニーに感動すること間違いなしですよ。

年末都合がつかずいけないようでしたら新年年明け音楽の風物詩にニューイヤーコンサートがあります。

 

こちらは新年に相応しくワルツを中心としたゆったり音楽を聴くことができます。生演奏に勝るものはないので是非どうぞ。

最後にシンフォニー(交響曲)の私のオススメ10曲をご紹介します。

ベートーベン:交響曲第9番「合唱」・交響曲第5番「運命」
ベルリオーズ:幻想交響曲
シェスタコーヴィッチ:交響曲第5番「革命」
モーツアルト:交響曲第40番
マーラー:交響曲第9番
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ブラームス:交響曲第4番
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」

いずれもどこかで耳にしたことがあるかと思います。同じ交響曲の分類でも違いが色々わかるかと思います。

更に指揮者やオーケストラが違えば同じ楽曲でもまた違うような感じに聴こえたりするので楽しいですよ。



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