ペットボトルって再利用OK?使いまわしの回数は何回まで？
2017/10/24
飲み終えた空のペットボトル。再利用できないかな？
職場や学校で毎日飲み物を買うのを節制し、自宅の飲み物をペットボトルに入れて持ち歩く方もいますよね。水筒より持ち運びしやすいし、バックの中で収まりやすいですよね。
でも、ペットボトルを水筒代わりにしていたら…実はとっても危険なんだそうです。
今回はペットボトルの再利用は大丈夫なのか？使いまわすなら何回までOKなのかを調査してみました！
ペットボトルって水筒みたいに再利用大丈夫？
ペットボトルを水筒みたいに再利用するのは、体にはよくありません。
なぜなら、ペットボトルの口が小さいため、唾液の雑菌などが入りやすく、不衛生になり、腹痛、嘔吐などの思いもよらぬ症状に見舞われることもあるからです。
コップに移して飲むのならともかく直接口を付けて飲む場合、ペットボトルの再利用は危険性が高く、ジュース類などの糖分が含まれた甘い飲み物は、水やお茶よりも雑菌の繁殖が早くなります。
では、衛生面に気を付ければ、水筒みたいに再利用しても大丈夫なのでしょうか？次は、ペットボトルの使い回しするなら何回までOKか見ていきましょう。
ペットボトルの使い回しの回数は何回までOK?
ペットボトルを再利用する場合は、５～６回で取り替えた方がよさそです。
「いや、１０回までは大丈夫」「とんでもない、１回きりよ」と人それぞれのようですが、嫌な匂い、ぬめりを感じたら、使い回しの回数に関係なくすぐに使用を止めましょう。
汚れが落とし切れず、雑菌類が繁殖していることが原因です。
空になったペットボトル内を丹念に水洗いしてから飲み物を入れれば大丈夫でしょう。ですが、ペットボトルは元々、水筒代わりに使用することを想定していないので、細心の注意を払ったほうがいいですね。
ペットボトルの洗い方も紹介！
塩素系ブリーチを100倍に薄めた溶液をペットボトルの中に入れて２～３０分浸けて消毒すれば大丈夫。その後、穴あきザルに蓋を下にして乾燥させます。
ペットボトルには、目に見えにくいくぼみがあり、水気がなかなか取れない場合があります。そのくぼみには雑菌が入り込みやすいのでドライヤーを使用して乾かすと良いでしょう。
ただ、最近は水の容器でペットボトルの材質がかなり薄いものが増えてきてますよね。そのタイプを水筒代わりに再利用するのは止めたほうがいいでしょう。衝撃に弱いので、雑菌が入り込みやすいですし、中身が漏れ出ることがあります。
また、強度があるペットボトルでも、何らかの衝撃で表面に傷が付き劣化した際は、すぐに使用をやめた方がよいでしょう。
ペットボトルのPETという素材は熱に弱く、熱消毒ができませんので、くれぐれもペットボトル内に熱湯を入れないでください。
他にペットボトル再利用の方法ないの？
パスタの入れ物に使用（良く洗い水を切り、ドライヤーで乾燥させる）することはよく知られていますが、天然水などの入っていたペットボトルを使用すると匂いが付きません。
また、パッケージの茹で時間の書かれている部分を切り抜き、張り付けたり、マスキングテープなどを施した容器に変身させる手もありますよ。まるで気分はイタリアンレストラン！
また、空のペットボトルを用途によって上半分か縦にハサミで切り抜き、ペン立てや物入れ、おもちゃ入れにもできます。
透明なのでよく中身が見え、小さなブロックを入れても透明だから探しやすいですよ。切り口にマスキングテープを張れば安全ですし、容器にシールを張ったりしてデコレーションしてみては？
オリジナリティー溢れ、「本当にこれがペットボトル？！」なんて驚かれちゃうかも。夏休みの工作などでも使用できますね。
まとめ
リサイクルやエコという面では、ペットボトルの再利用はすばらしい考えです。
良く洗い、異変を感じたらすぐに使用をやめれば問題はなさそうですね。ですが、ペットボトルは基本的には１度のみの利用。よくやってしまいがちな熱湯消毒や、普通のペットボトルにアツアツの飲み物を入れてしまったり、凍らせたりすることは、変形、破損の恐れがあるので注意しましょう。
また、鞄の中の飲みかけのペットボトルは、液だれから携帯電話などの精密機械に影響を及ぼすこともありますので気を付けたいですね。
衛生上、安全上、耐久性を考えると、ペットボトルを水筒代わりに使用することは、ハードルが高いですね。水道代や手間を考えると、飲み物ではないペットボトルの再利用方法をたくさん見付けていきたいと思いました。
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