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黒豆を煮るのに釘を入れる理由は?なしの場合や代わりある?

   

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おせちだけでなくお祝い事の料理にかかせない料理が黒豆です。

しかしこの黒豆をご家庭で煮るのは色々手間がかかり面倒です。だから市販のものを購入する方も多いのでは?でも、黒豆は「まめになる」という意味ももっているので、できればまめな人間になる為に手作りにチャレンジしたいものです。

 

もしかしてチャレンジした事ありますか?その時釘入れましたか?今回は黒豆を煮るときになぜ釘を入れるのかについて調べてみました。家に釘がなかった場合代わりがあるかどうかも紹介するので最後まで楽しんで下さいね。

黒豆を煮る時、なぜ錆びた釘を入れるの?

黒豆を煮るのが面倒な理由として時間がかかるということではないでしょうか?

最低でも二日間を要します。手間暇かけるから美味しいんですけどね。その手間といえば、もう1つ黒豆を炊くときに錆びた釘を入れて・・・というもの。食べ物に錆びた釘?ちょっとびっくりしてしまいますが、実はきちんと意味があってツヤのある美しい黒豆に仕上げる為にこの手間ははずせないものなのです。

鉄の酸化と黒豆のアントシアニンが結びつくことで色鮮やかな黒豆ができるとのこと。新しい釘でも良いですが、新しいと鉄分が流れ出にくいので古い釘がオススメだとか。しかも貧血気味の方にはよく鉄鍋で料理すると良いといわれますが、この釘を入れることで体内に鉄分も多少補給できますよ。

 

お正月のおせち料理など祝い膳は縁起をかつぐ意味だけでなく健康になるという願いもこめられています。

ごまめもはタンパク質やカルシウム・血液サラサラ効果といわれるEPAが摂取でき、煮しめに使う牛蒡やこんにゃくは食物繊維、里芋は肝臓の解毒効果、蓮根はビタミンCが豊富で風邪予防に昆布はミネラル豊富、そして黒豆はアミノ酸やポリフェノール、女性に嬉しいイソフラボンなどの栄養素も豊富です。黒豆だけではなくおせち全般健康にいいんですね。

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釘の代わりに代用できるものは?なしの場合はどうなる?

とは言っても錆びた釘は中々手にはいらないもの。かといって鉄分がないと色のうすい黒豆になってしまいます。色の薄い黒豆は縁起悪い感じがしますのでやはり黒々なのが一番ですね。

 

なし場合は他のもので代用も可能です。

代用品としては鉄鍋・漬物用の鉄卵など鉄製品やパチンコ玉(片手くらいの量)や鉄サプリ、プルーンなどの鉄分を多く含む食品や食材であれば代用できます。

ちなみに錆び釘の作り方は、釘の表面をヤスリなどで傷つけ油を落とし塩水に一晩くらい漬け込みその後取り出し空気に触れさせてそのまま一週間くらい放置します。酸化して錆びてきたら完成です。

 

七色に光っているような鉄は砒素メッキされているため、使用できませんのでご注意を!

釘を入れるタイミングを紹介!

では実際黒豆を炊く上で釘を入れるのはどのタイミングで入れればよいのでしょうか?

黒豆の色をしっかりと黒々とした色にしたい場合は黒豆を戻すときの最初から釘をいれておくとキレイな色に仕上がります。その際、お茶パック又はだしパックの中に釘を入れるか布巾・ガーゼ・キッチンペーパーなどで包んでいれることをお忘れなく。

鉄くささが気になる方は炊くときにいれるようにしてください。このように黒豆を美味しく美しく炊くには時間と工夫が大事です。

 

だから、どうせ手間がかかるのは少量でも多くても同じですから作るときは少し量を多めに作られるとよいですよ。

多めに作ったときの保存方法は、保存容器に汁ごと入れて冷まし密封し冷蔵庫で保管して5日間くらい。途中1回火入れをすれば一週間。小分けの容器にいれて冷凍しておけば1ヶ月持ちます。必要なときにいつでも食べられるように保存されておくと便利です。

保存した黒豆はそのまま解凍して食べるのもよし、アレンジして食べるのもよしです。主食・おかず・デザート・つまみまで色々なものに活用できます。(あるお店では黒豆煮とクリームチーズを合わせたものをワインにあうおつまみとして提供されていましたよ)

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はおせちには欠かすことの出来ない黒豆を煮るときに釘を入れる理由について探っていきました。

 

私も正月前になると親が黒豆を作っているのをよく見てましたが、なぜ釘を入れるのか疑問に思っていました!あの艶を出すためには欠かせないもの何ですね。釘がなかった場合でも代用できるものがあるのには驚きです。親に伝えてみます!

ぜひとも来年のお正月のために黒豆作ってみてはいかがでしょうか?参考にしてくださいね。



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