大掃除は年末のいつまでに終わらせる?年明けはダメ?始め方も紹介
年末の大掃除と聞くとどんなイメージがありますか?
面倒臭い・大変・・・そんな事を考える人もいるかもしれませんね。
しかし大掃除、そもそもどんな意味があり、そして本来はいつまでに終わらせるべきなのでしょうか?
忙しい人などにとっては年末は暇がない場合もありますが、年明けでも大丈夫なものなのか・・・など
気になる点の多い大掃除。
今回は大掃除についてを紹介いたします。
大掃除は年末のいつまでに終わらせる?
実は大掃除にはただの掃除ではない意味が込められています。
今でこそ日本人はあまり神様に興味もなく、無神論であるという人も多数いますが
かつての日本では、日本の風習と呼べる随所随所に神様の存在がありました。
大掃除も同じで「煤払い」(すすはらい)と呼び、年神様(その年の神様)を迎えるための準備として大切な行事として取り扱われていたのですよ。
もちろん神社やお寺などでは今も煤払いの行事が行われています。
一年のうちに溜まった煤(すす)や埃(ホコリ)を落とす行為が、その年の厄災や穢れを払う意味を表しています。
そして大掃除は12月13日に始められていました。
何故かと言うと、お正月の準備をする「事始め」が12月13日であったため
昔は12月13日に年末の大掃除を始めていました。
現代は仕事などで忙しい人も増えているため、現実問題12月13日に行えない人もいるでしょう。
もちろん、その部分は無理をする必要はありません。自分のできる時に始めたり
もっと早い時期からコツコツとお掃除をしていくのも全然いいと思いますよ!
大掃除を終わらせる時期としては「正月飾りを飾る日まで」と言われています。
正月飾りを飾るに最適な日は12月28日とされているので、できるだけ12月28日までには大掃除を終わらせることが理想といえるでしょうね。
大掃除って年明けではダメなの?
12月は何かと忙しくて、年明けしか休みがなかった・・・なんて人もいるかもしれませんね。
その場合、年明けに大掃除をしてはいけないのでしょうか?
例えば元旦に掃除をするというのは、縁起が悪いとされています。
何故かと言うと、お正月に年神様や福の神を迎えるために準備していくものです。
なので、お正月に掃除をするという行為は「神様を掃き出す」という行為になるため縁起が悪いとされています。
また、ハレの日とも言われるお正月は、冠婚葬祭を示します。
そのため、ケの日(日常)にするような家事などはしない、というのが日本の考え方です。
本来のお正月の姿や、縁起の事を考えればお正月には大掃除はしないほうが吉といえるでしょうね。
とは言っても、これを信じるかどうかは本人による部分大きいのではないでしょうか?
自分は神様とか縁起とか信じないからいつでも大掃除する!と言う人は別にしても構わないと思います。
ただ、できるだけ年末には大掃除を終わらせるつもりでいたほうが、スッキリした気持ちで新年を迎えられるのは間違いないでしょうね。
個人的にはなんとも言えない「やり残した感じ」これを次の年まで持ち越すのが嫌で年内には大掃除を終わらせるようにしています!
やる気がない…大掃除の始め方も紹介!
大掃除をする際には正直「ああしんどい」と考えてしまう人も多い事でしょう。
事実、私も掃除が苦手なので、大掃除をしなければならないと思うと憂鬱なんですよね…。
しかし、「ここもあそこも、掃除しないとならない!」と思うのが苦痛な場合が多く、
「今日はここだけ」など、小さな範囲から始めるというのが私の気持を楽にして大掃除を始める方法です。
また、お掃除をする際には家の一番奥から始めるといいですよ!
玄関から一番遠い位置から始め、最後に玄関を掃除します。
そうすることで家の汚れを効率的に掃き出すことができますよね。
効率的に大掃除をすることで無駄な時間を減らして掃除が楽に出来ます。
もちろん、それに拘りすぎてしまわないで、自分が出来る範囲から少しづつ始めること。
これが一番大事なことなのかもしれませんけどね。
また、どうしても腰が重くて掃除に気持ちがいかない場合には、窓ガラス1枚だけ、など簡単なところを掃除するだけでも良いでしょう。
なんでもそうですが、気持ちがのらないものはベビーステップで行動していくことがおススメです。
自分が行動に起こせる小さな小さなことからやっていく。
次第に綺麗になっていく家を見ていると自然と気持ちも掃除に向き合うことができるようになります。
また、もし手を付けるのが本当に厳しく感じるくらいゴミがあるのならば、無理のない範囲で捨てること。捨てるだけでも気持ちも楽になります。
捨てられない人などは、本当に必要なものか?を考えつつ、捨てた時にスッキリした感覚を味わうことで捨てることへの抵抗も減るでしょう。
また、新しい幸福を掴むためには一度手放すことも必要です。
大掃除もそれと同じと思えば、手放すことも悪くないと思えるのではないでしょうか?
私が大掃除のやる気がないときの始め方を紹介していきましたが、自分だけの方法を見つけるときっと他にも応用が利きます。
- 資格の勉強
- 家事
- 明日の準備
などなど…。私のおススメはベビーステップで始めることです。ぜひともチャレンジしてみてください。
まとめ
私も本当に掃除が大の苦手なので、今年はどうしようかと正直思っていましたが、小さなことからコツコツと始めることだけでも違ってくるのだと実際に感じています。
苦手だと思うあまりに手をつけないのではなく、ちょっとだけでもやってみることが大切。
自分にも「掃除ができるんだ」と思うことも大事なのかなと感じています。
今の時代は忙しくなかなか時間がない人も多いかもしれませんが、自分のペースで家を綺麗にして、是非、年神様を迎えて沢山の祝福をもらいましょうね!
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