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段ボールの語源や由来は何?どこで売ってるの?ダニわく可能性も!

   

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新生活のための引っ越し、いただき物の箱、通販……。

わたしたちの身近には、段ボールを使う機会がたくさんあります。お中元の季節にもなるとギフトと同じくらいのスピードで段ボールが増えていって、場所ふさぎな段ボールの処理に困ったなんて声も。

 

しかし、いざ欲しい!となると、どこでどう手に入れられるのかがイマイチわからないものでもありますよね。

そして、段ボールは保管するのにもちょっと苦労してしまいます。大きさも形もさまざまなので、まとめて保管しておいても目当てのものが探し出せない!なんてことになりかねないかも。

 

今回は、身近なようで実はよく知られていない段ボールの語源や由来についてお話します。知っておくと、ちょっとかしこく生活できるかも?

段ボールの語源や由来が気になる!

段ボールが歴史上に登場したのは1853年。

当時のイギリスではシルクハットが大流行しており、1日かぶり続けてたまってしまった湿気や汗を取るためのものとして使われていたのだそうです。なんと、登場当初の段ボールは貴族ご用達のアイテムだったんですね。

 

今のように荷物の梱包を目的として使われはじめたのは1870年のはじめ、アメリカで割れやすいガラス製品を包んで使ったことが発端なのだとか。

1900年のはじめになると段ボールの作りやすさ、使いやすさが評価され、ガラス製品だけでなくさまざまな商品を運ぶために使われはじめました。

50年以上もの時間をかけて、段ボールは「荷物を運ぶときには段ボール!」という地位を築き上げてきたんですね。

 

ちなみに現在の段ボールは古紙を再利用して作られていますが、歴史に登場したばかりのころは藁から製造した繊維を使った「ボール紙」という素材でできていました。段ボールの「ボール」は、このボール紙のことです。

段ボールの「段」は、ご自宅にある段ボールの断面を見るとわかりやすいでしょう。紙と紙の間に、波のようにうねった形状でくっついているもう一枚の紙がありますよね。

波のようなこの形を「段」と見て、包装資材を製造販売する会社「レンゴー」の創始者井上貞治郎が「段ボール」と命名したのだそうです。

 

段のついたボール紙でできた素材だから、段ボール。

この呼び名は1909年に日本に段ボールが広まって以来、100年以上も親しみを込めて呼び続けられています。

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段ボールはどこで売ってるの?

●段ボールを買うならここ!

・ホームセンター

いざ段ボールを使いたいとなったとき、自宅に一枚も段ボールのストックがないとちょっと困ってしまいますよね。次の日の午前中には集荷に出したいのに、荷物を入れるための箱がない……。

そんなお急ぎの場合は、ホームセンターに行ってみましょう。

 

ホームセンターでは段ボールの実物を見ることができるので、どのくらいの大きさかな?どれくらい物が入るかな?という不安をきちんと解決してから買うことができます。また、ホームセンターにはガムテープやビニールの荷造り用ロープ、緩衝材のエアキャップ(プチプチという愛称で有名ですね)など荷造りに必要なものを同時に買うこともできます。

あらかじめ段ボールに入れたいものをリストアップし、緩衝材や固定が必要なものをピックアップすると荷造りもより効率的になるでしょう。

・インターネットの通信販売

そう急ぎではないけれど、とにかくたくさん数が欲しい!という場合にとても便利なのが、インターネットを利用しての通信販売。直接自宅に届くので重い段ボールを持ち運ぶ必要がなく、余裕を持って注文すれば希望の日時に届けてもらうことも可能です。

大きなイベントや大人数での引っ越しで段ボールをたくさん使うことがわかっているならば、通信販売でたくさん買うこともできます。ただし、通信販売では段ボールの実物を直接見ることはできません。買うときにはサイズや形をしっかり確認して、大量のキャンセルが出ないように気をつけましょう。

 

もし宅配便で使うなら、業者に電話して持ってきてもらうことも出来ます。私はよく佐川急便を利用するのですが、段ボールと送り状を一緒に持ってきてもらいますよ。段ボールの料金はかかりますが、ホームセンターなどと料金は変わりません。なんと言っても段ボールを持ち運ばなくて良いって言うのが最高です。

 

●お金をかけたくないときは、ここに行ってみよう
たしかに段ボールは必要だけど、わざわざ買いに行きたくはない!というときでも大丈夫。実は、わたしたちの身近にあるさまざまな場所で、段ボールを無料でもらえることがあります。

・スーパーやショッピングモール

生鮮食料品を扱うスーパーや、一度に同じ商品をたくさん入荷するショッピングモールでは、使い終わった段ボールはごみとして捨てられてしまいます。古紙をリサイクルしているとはいえ、ちょっともったいないですよね。

段ボールが必要になったら、スーパーやショッピングモールのスタッフに「持ち帰ってもいい段ボールありますか?」と問い合わせてみましょう。サービスカウンターがあれば、そちらで問い合わせてみるのもいいですね。

 

スーパーやショッピングモールで段ボールをもらう場合は、底や内側の汚れに注意しましょうね。野菜や果物が入っていた段ボールは湿気を吸っていることもあるので、手でさわってしっかりと立ちそうな段ボールを選ぶとベスト。

・電化製品を取り扱うお店

大手家電量販店や町の電器屋さんなど家電を扱うお店では、精密機械である家電を保護するための丈夫な段ボールが多いんだとか。衝撃に弱い素材のものを入れたいときは、家電を扱うお店に問い合わせてみるのが早いかもしれませんね。

ただし家電の入っていた段ボールは商品に合わせた大きさであるため、思い通りの大きさの段ボールが見つからないこともあります。お店の方の都合もありますから、段ボールをもらっていいと言ってもらえたときは手早く探しましょう。

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保管には注意!ダニがわく可能性も!

軽くて扱いやすく、簡単に入手できる段ボール。しかし油断すると、自宅の中で思わぬ被害を引き起こすこともあります。

 

その中でもとくに気をつけたいのが、虫。

 

できれば出会いたくないものですが、段ボールを放っておくとイヤなヤツらと遭遇してしまうかも?!

段ボールには湿気を吸収し、素材の中に留めておく性質があります。そのため段ボールの波状の部分に適度な湿り気と暖かさができてしまい、ゴキブリやダニといった虫のかっこうの住処になってしまうのです。

 

また、段ボールを張り合わせているノリは虫たちのいいごちそう。人間で例えると、住んでいるだけで3食昼寝付きの無料豪邸がたくさん建っている状態!そんなパラダイスでゴキブリやダニが繁殖すると、次はクモがやってきて繁殖した虫たちを食べるために住み着いてしまうのです。

段ボールの保管場所で、一つの生態系ができてしまうという恐ろしい事態に発展することも……。せっかく住みやすくしている自宅に、虫たちの天国を作ってしまわないよう注意しましょうね。

 

何かと便利な段ボールですが、あまりたくさん自宅にストックしておくのはよくなさそうです。もし保管しておきたいなら、風通しがよく湿度の低い場所に置いておきましょう。ダンールが湿気を吸収しなければ、虫の住処になる心配もありません。

保管する数を決めておき、その数を超えたらこまめに捨てることも大切。捨てるときは、お住まいの自治体での分別に従ってください。

まとめ

段ボールについてのあれこれ、いかがでしたか?

 

段ボールとうまく付き合うことができれば、収納や荷物の発送がもっと便利になりますね。

段ボールとのお付き合いの秘訣は、こまめな交換と手に入れられる場所を覚えておくこと。つぶして形を変えやすいのも魅力のひとつなので、かしこく便利に段ボールを使っていきましょう!



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